「新しいAppleIDの設定には数分かかる場合があります。」状態から2日掛けて抜け出した話。
いやぁ~、手こずりました。iCloudバックアップからの復元。ここまで「iTunesでバックアップを取っておけば良かった」と思ったことはありませんでしたよ^^;
ネット上に出回っている情報、Appleサポートページに書いてある情報を元にひたすら試しても一向に解決する気配が無く、いっその事新しいiPhoneとして設定しようかと思ったくらいでした。同じような状態の方が少なからずいるかもしれないと思ったので、解決までの流れを簡単に書いておこうと思います。
最終的な解決方法
先に結論から書きますと、Appleの2ファクタ認証を無効化した状態で復元作業を行うことで解決しました。無効化する方法は次のとおりです。
・パソコンでiCloudにログインして設定をクリック
・AppleIDの「管理」をクリック
・セキュリティ欄の「編集」をクリック
・「2ファクタ認証を無効化する」をクリック
セキュリティー用の質問を登録するように促されるので、指示に従って設定していきます。
これで無効化されました。この状態でiPhoneの初期設定を行ったところ、スムーズにiCloudからの復元ができました。
今回の環境と経緯
端末:iPhone5s
iCloudバックアップ:確実に取ってあった。
ネット環境:通信速度が少し遅い以外は何の問題もなし。
経緯:端末の空き容量が異常に少なくなっていたため、不要なファイルを削除しようと初期化。この際、あまり深く考えずにiCloudにバックアップを作成。
その後アクティベートを行い、iCloudからデータを復元しようとしたところ「新しいAppleIDの設定には数分かかる場合があります。」から進まずイライラ。ネットを漁って色々と試したものの、一向に改善の兆しが見えずイライラ。1日目はこれで終了。
2日目、パソコンでiCloudからの復元ができるツール(無料)を2つ発見。
このうち、PhoneRescueで復元を試みたところ、このようなエラーが吐かれました。
「認証に失敗しました!iCloudで二段階認証をご利用の場合は、それをオフにしてもう一度やり直して下さい。」
この二段階認証こそが、いわゆる「2ファクタ認証」なのです。このエラーを見た瞬間、「これはもしや、、」と思い、2ファクタ認証を無効化して再びiPhoneのアクティベートを行ったところすんなり復元が完了しました。パソコンを使って作業を行わなかったのには特に理由はありません。面倒くさそうだったからです(笑)
Dr.Foneにイライラ
ちなみに私、最初は「Dr.Fone for iOS」を使って復元しようとしていたのですが、エラーの内容がPhoneRescueとは似ても似つかないものでした。正直、コレのせいで無駄な時間を過ごしました。
DF「確認できませんでした。インターネット接続がオフラインのようです」
私「アァッ?!繋がっとるわ!!ビンビンだわ!!!」
などとボヤきながら接続を確認したり、テザリングして繋げてみたり、、、
本当に無駄な時間を過ごしましたよ。やはり、Phoneの正しいスペルも分からないようなヤツが作ったソフトなんか使うべきではなかったですね。
まとめ
ということで、「困ったら二段階認証を無効化してみよう」というお話でした。しかしながら、セキュリティー強化のための機能が通常の一般的な動作を妨げるというのはどう考えてもおかしいですよね。私がたまたま運が悪かったのか何なのか、結局よく分からずじまいになってしまいました。
まぁでも、WiFi経由で細かいところまでバックアップが出来るというのはiOSデバイスの良いところですよね。私はAndroidのの方が好きですが、今後共iOSとは上手く付き合っていきたいと思います。